2007年10月02日

関西子供夢チャリティー〜困り続けた一日。。。〜

昨日は、「関西子供夢チャリティー」
というイベントに参加する為、USJに行って来ました。

このイベントは、諸事情により親御さんと離れ、
施設で生活している子供達と、
有志による大人参加者(大人サンタと呼ばれる)が、
計10人ぐらいのグループに分かれて、
USJで遊んじゃうというイベントです。

昨日は、子供90名大人100名が集まったんですよ♪

朝、8時半に集合し、大人サンタ達の簡単なミーティング
の後、場所を少し移動して、子供達と対面する時間となりました。
まだ、大人同士も緊張してる中での対面でしたので、
子供達にもその空気が伝わってしまったのか、
少しギクシャクした対面となりました。

僕の参加したグループは大人サンタ7人
子供が小6〜高1の女の子6人+先生1人でした。

正直、不安になりました。
ただでさえ多感な時期の女の子達。
その上、親元を離れて生活している子達ですから。。。
こんな不安も、もしかしたら影響あったかもです。

昨日の大阪は雨模様で、う〜ん。。。
といった感じでしたが、結果的に見ると、
来園者数が少なかったため、
多くのアトラクションに乗れたのは良かったです。
=======================
☆乗ったアトラクション

ジュラシックパーク→ジョーズ→スヌーピー
昼ご飯→スパイダーマン→ET→ジェットコースター

=======================
実質、10時から15時までの行動だったんで、
かなりの上出来ではないでしょうか?

まず、最初にとにかく何かに乗って、緊張を解そう
ということで、ジュラシックパークに急ぎました。
一つアトラクションに乗って、楽しみを共有すれば、
距離が縮まると考えていたからです。

しかし。。。

そうは、なかなかうまくいきません。
楽しそうな表情を時折見せるものの、
「楽しかった?」などと聞いても、
少し笑みを浮かべてうなずくだけ。。。
そんな感じから抜け出すことは出来ませんでした。
どうにかしてコミュニケーションを取ろうと試みるも、
子供達は、自分達の輪の中で行動する感じ。。。
この辺りから、大人7人は大いに困り始めるのです。

ジョーズを終えて、スヌーピーに並んでいるときに、
一つの提案をしました。
スヌーピーは、屋内型のミニジェットコースターなので、
二人がけの乗り物なんです。だから、大人と子供で
ペアを組んで乗ろうよ!!!と。

すると、子供の1人が即答に近いタイミングで、

「嫌や!!」

。。。。。。。。。。。。

この一言で、大人達は一気にへこみました。
全員、マジへこみしました。。。(苦笑)
結局、子供達がまとまって前の車両にのり、
それを見守るように後ろに乗る形になりました。

何だか、大人達の中には、「どないしたらええねん。。。」
という、悲壮にも似た空気が漂い始めて、
そんな空気のまま昼ご飯に向かいました。

その道すがら、グループのリーダーをして下さった
和田さんという方と、少しお話しまして、
「少し厳しい状況になってますが、最後まで諦めずに、
 がんばっていきましょうね」
という意見で一致したのです。
この時の僕の心の中には、ただ一言が繰り返されていました。

「ピンチはチャンス!ピンチはチャンス!ピンチは。。。」

何度繰り返したことでしょうか(笑)。
するとどこからともなく、ある方の声が聞こえてきたのです。

「なぁ、ほんまに困っているのはどっちや?
 てっちゃん達が困らされてるんか?
 違うやろ。困ってるのは、子供達やで!」

僕が、教育の神様として慕い、とてもお世話になっております、
神戸市立御蔵小学校校長、百瀬先生の声です。

はっとしました。

「この子達も、絶対仲良くしたいはずや!!!!」

そんな、根拠はなくとも確信めいたものが
心の中に芽生えたのです。

昼からは、僕個人としては、とにかく子供達が楽しみたいこと、
楽しみたい形を出来るだけ引いた所でサポートし、
見守っていくようにしました。
そして、他の大人サンタの方々とも、
「とにかく、楽しんで貰いましょう♪」
という意見で一致したのです。
全員、既に精神的に疲れが出始めてましたが。。。(笑)

昼からの行程を進むにつれても、
実は、変化を見ることがあまり出来ませんでした。
最後の最後まで、やれることをやっていきましたが、
15時のタイムリミットの時点で、
お世辞にも心を通わすことは出来なかったのです。


さて、このチャリティイベントは、これでは終わりません。
このあと、施設内のセミナールームに移動して、
ゲスト講演者による、講演会があったのですが、
このゲスト講師が、こちらも普段から大変お世話になっております、
読書普及協会チーム京都キャプテンであり、
ベストセラー作家の中井隆栄さんでした。

中井さんのお話の前に、ウクレレで3曲演奏させて頂きました。

中井さんは、脳と潜在意識の話を、子供に解り易いように、
実体験ワークを多数織り交ぜながら、お話されてました。

後になって気付いたんですが、
この頃になって少し空気が変わり始めていたのです。
僕が前に出て挨拶をしたときに、
子供達が、僕に向かって手を振ってくれたり、
女性の大人サンタにちょっとした悪戯をしたり、
向こうからコミュニケーションを取るようになってたのです。

が、

半日、頭をフル回転させながら歩き回った大人サンタ達は、
その時点では空気の変化にあんまり気付けていませんでした(笑)。


そして、お別れのとき。。。
子供達がバスに乗る所で、大人達が子供の見送りです。

先に大人達がそこに行って、二列に向かい合って
アーチを作り、そこを子供達がくぐって行きました。
自分達が遊んだ子供達、その他のグループの子供達、
関係なく、「ありがとう!」「またね♪」
と、挨拶を交わしながら、見送っていきました。

そして、バスに乗るとき。
他のグループの子供達は、「帰りたくない!!」
と泣き叫んで、大人サンタにしがみついてる子も居ました。
そんな光景を横目に、自分達が一緒に遊んだ子供達を探し、
近付いて行きました。

最後の最後まで諦めない。

ちゃんと、お礼を言って挨拶をしようと。。。

すると、1人の女の子と目が合いました。
僕を見つけるなり、

「てっちゃん!!!」(この日、初めて名前を呼んでくれました)

と叫んで、駆け寄ってくるのです!!!
僕が「ありがとね♪」って手を差し出すと、
その手を取って、僕にハグをしに来たのです!!!!

「てっちゃん、今日はありがとう♪」

満面の笑みと、とても明るい声で、
僕に、そう言ってくれたのです。。。。。

正直、信じられない気分でした。呆然としつつも
「リーダー達もあそこにいるよ♪」と言うと、
彼女は、みんなの所にも駆け寄り、
みんなとハグをしていったのです。

他の女の子達とも、ちゃんと握手して
お礼を言い、挨拶が出来ました。
ある子は、はにかみながら一瞬手を引っ込めて、
いたずらな笑顔と共に、また手を差し出してくれました。

正直なところ、一人の女の子とは、
最後の最後まで、心を通わすことが出来ませんでした。
けど、その子も含めて、この日遊んだ子供達のことを
今後、絶対に忘れることはないと思います。


途中、心に浮かんだこと
「この子達も、絶対仲良くしたいはずや!!」
という想いが確かだったこと、そして、
それが出来ずに困っていたのも、

子供達だったのです。

諦めなくて、良かった♪


昨日は、本当に貴重な体験をさせて頂きました。
お誘い頂いた中井さんを始め、スタッフや参加者には
感謝してもしきれません。

沢山頂いた宝の原石を、これから磨いていきたいです!

本当にありがとうございました。

(こんな長文を、最後まで読んでくれたあなたにも、
 感謝です。ありがとうございます♪)
posted by てっちゃん at 01:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素敵なお話をありがとうございます♪

涙が溢れ、心がスーッとしました。(^ー^)y
Posted by さぷろー at 2007年10月02日 07:56
いい経験しましたね♪
自分が感じてるように相手も感じてる
特に子供って、ましてや女の子って
本当に敏感だから・・・・・

いい話に泣きそうになりましたよ(笑)
Posted by かく兄 at 2007年10月02日 17:58
かくさん

ありがとうございます♪
しかし、何故に

(笑)

なんですか????(笑)


さぷろーさん

そう言って頂けると嬉しいです♪
ホントにいい経験が出来ました!!
Posted by てっちゃん♪ at 2007年10月07日 02:44
「なぁ、ほんまに困っているのはどっちや?
 てっちゃん達が困らされてるんか?
 違うやろ。困ってるのは、子供達やで!」

読んでて、おいらもはっとしたよぉ!

てっちゃん、すてきっ♪
とってもいい経験されましたね♪
素敵な日記、ありがとうございます。
Posted by えぶ at 2007年10月29日 22:29
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